JSer.info #440 - ReactのRedux向けバインディングのreact-redux 7.1.0がリリースされました。

Release v7.1.0 · reduxjs/react-redux

7.1.0ではReact Hooksに対応しています。
React Hooksで扱えるuseSelectorというAPIが追加されています。

import React from 'react'
import { useSelector } from 'react-redux'

export const CounterComponent = () => {
  const counter = useSelector(state => state.counter)
  return <div>{counter}</div>
}

詳しくは次のドキュメントで解説されています。

Hooks · React Redux

Pika CDNというnpmに公開されているES Module形式のパッケージをURLから読み込めるウェブサービスが公開されています。

Pika CDNで読み込めるのはpackage.jsonのmoduleフィールドに対応したパッケージのみとなっています。
パッケージのmoduleフィールドへの対応は、このサービス自身が出している@pika/webやpkg.moduleなどを参照すると良さそうです。

また、読み込むパッケージはブラウザのUserAgentを元に最適化されたものが配布されるようになっているようです。

The State of CSS 2019のアンケート結果が公開されています。

などについてのアンケート結果が公開されています。
主にアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、カナダあたりの回答で半分を占めていますが、CSSに興味がある人は見てみると面白いかもしれません。

JSer.infoをサポートするには

😘 知り合いにJSer.infoをおすすめする
❤️ GitHub Sponsorsで@azuのスポンサーになる
🐦 X(Twitter)で@jser_infoをフォローする

JSer.info Sponsors

JSer.info SponsorsはGitHub SponsorsとしてJSer.infoを支援してくれている方々です。

ヘッドライン

Release v2.5.0 · fastify/fastify

github.com/fastify/fastify/releases/tag/v2.5.0

node.js server library

Node.jsウェブフレームワークのfastify 2.5.0リリース。
レスポンスタイムを取得できるReply#getResponseTimeの追加など

Release v7.1.0 · reduxjs/react-redux

github.com/reduxjs/react-redux/releases/tag/v7.1.0

React redux library ReleaseNote

React-Redux 7.1.0リリース。
React Hooksに正式対応、useSelectorの第2引数にdepsオプションの追加など

Hooks · React Redux

Release v0.101.0 · facebook/flow

github.com/facebook/flow/releases/tag/v0.101.0

JavaScript flowtype ReleaseNote

FlowType v0.101.0リリース。
inexact object syntaxである...のlintに対応、関数の型パラメータのデフォルト型を指定可能になるなど

Release Notes for Safari Technology Preview 85 | WebKit

webkit.org/blog/9281/release-notes-for-safari-technology-preview-85/

safari ReleaseNote

Safari Technology Preview 85リリース。
Pointer Eventsの対応改善、Promise.allSettledの実装、ES PropoaslのNumeric Separatorを実装など

New in Chrome 75 | Web | Google Developers

developers.google.com/web/updates/2019/06/nic75

Chrome ReleaseNote

Chrome 75リリース。
低遅延Canvasを利用できるdesynchronizedオプションのサポート、Web Share APIがファイルをサポート、ES ProposalのNumeric separatorのサポート。
また、playsInlineのサポート、HTTPヘッダのstale-while-revalidateレスポンスディレティブのサポート、CSPでscript-src-attrディレクティブなどを追加など