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2026-02-26のJS: Electrobun v1、Deno 2.7、Oxfmt Beta

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JSer.info #765 - Electrobun v1がリリースされました。

TypeScriptでクロスプラットフォームのデスクトップアプリを作成できるフレームワークで、ランタイムにBunを使い、ZigやC/C++で実装されています。
ウィンドウ管理やメニュー、グローバルショートカットなどのネイティブ機能をサポートし、差分パッチによる自動アップデート機能やプロセス分離されたwebviewの仕組みなどを持っています。


Deno v2.7がリリースされました。

Temporal APIがstableに変更され、Windows ARM(aarch64)のサポートが追加されています。package.jsonoverridesフィールドのサポート、CompressionStream/DecompressionStreamでのBrotliサポート、Web Crypto APIでのSHA3アルゴリズムのサポートなどが含まれています。


OxcのJavaScript FormatterであるOxfmtのβがリリースされました。

PrettierのJavaScript/TypeScriptの互換テストを100%パスするようになっています。Tailwind CSSのクラスソート、importのソート、package.jsonのフィールドソートの組み込みサポートなどが含まれています。


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ヘッドライン


Electrobun v1 - Blackboard Blog

blackboard.sh/blog/electrobun-v1/

TypeScript Bun Zig Electron library ReleaseNote

TypeScriptでクロスプラットフォームのデスクトップアプリを作成できるフレームワーク。
ランタイムにBunを使い、ZigやC/C++で実装されている。
ウィンドウ管理/メニュー/グローバルショートカット/クリップボード/ダイアログなどのネイティブ機能をサポートしている。
差分パッチによる自動アップデート機能、プロセス分離されたwebviewを<electrobun-webview>要素として扱える仕組みなどを持つ。
macOS/Windows/Ubuntuに対応している。


Release v4.12.0 · honojs/hono

github.com/honojs/hono/releases/tag/v4.12.0

Hono ReleaseNote

Hono v4.12.0リリース。
Hono Clientに$path()メソッドの追加、SSG向けのredirect pluginの追加、Basic AuthのonAuthSuccessコールバックの追加。
getConnInfoがAWS Lambda/Cloudflare Pages/Netlifyに対応。
TrieRouterのパフォーマンスの改善、c.json()のFast Pathの追加など


Oxfmt Beta | The JavaScript Oxidation Compiler

oxc.rs/blog/2026-02-24-oxfmt-beta

JavaScript Rust Tools ReleaseNote

OxcのJavaScript FormatterであるOxfmtのβリリース。
PrettierのJavaScript/TypeScriptの互換テストを100%パスするようになった。
Tailwind CSSのクラスソート、importのソート、package.jsonのフィールドソートの組み込みサポートなど


Node.js — Node.js 25.7.0 (Current)

nodejs.org/en/blog/release/v25.7.0

nodejs ReleaseNote

Node v25.7.0リリース。
node:sqliteモジュールがRelease Candidate(RC)に昇格。
Single Executable Applications(SEA)でESMエントリーポイントをサポート、
HTTP/2でHTTP/1へのフォールバック設定としてhttp1Optionsを追加。
Duplex.toWeb()のtypeオプションをreadableTypeにリネーム、node:testでSIGINT時に中断されたテストを表示するように。
fs.statthrowIfNoEntryオプションの追加、zlibでBrotli圧縮辞書のサポートなど。


Node.js — Node.js 24.14.0 (LTS)

nodejs.org/en/blog/release/v24.14.0

nodejs ReleaseNote

Node v24.14.0リリース。
async_hookscreateHook()trackPromisesオプションの追加、fs.watch()ignoreオプションの追加。
http.setGlobalProxyFromEnv()の追加、Subpath Importsで#/から始まるパスをサポート。
SQLiteのdefensive modeをデフォルトで有効化、Embedder APIでESMの初期サポートを追加。
stream/consumersbytes()メソッドの追加、node:testrun()envオプションの追加やit.expectFailureのサポートなど。


Deno 2.7: Temporal API, Windows ARM, and npm overrides | Deno

deno.com/blog/v2.7

deno ReleaseNote

Deno v2.7リリース。
Temporal APIがstableに変更、Windows ARM(aarch64)のサポート。
package.jsonoverridesフィールドのサポート、deno install --compileの追加。
CompressionStream/DecompressionStreamがBrotliをサポート、Web Crypto APIでSHA3アルゴリズムのサポート。
deno taskでglobstar(**)とpipefailのサポート、deno compile --self-extractingオプションの追加。
Web WorkerのDevToolsデバッグに対応、OpenTelemetryでDeno Cronの自動計装に対応。
Node.js互換性の改善としてnode:worker_threads/node:child_process/node:zlib(Zstd)などの修正、V8 14.5へのアップデートなど。


npm bulk trusted publishing config and script security now generally available - GitHub Changelog

github.blog/changelog/2026-02-18-npm-bulk-trusted-publishing-config-and-script-security-now-generally-available/

npm security

npm CLI v11.10.0リリース。
min-release-ageでパッケージの公開から一定日経過したものだけをインストールできるように。
npm trustコマンドで複数パッケージのOIDC Trusted Publishingの設定を一括で行えるように。
--allow-gitフラグの追加により、git依存関係のインストール時のセキュリティ制御が可能に。.npmrcでgit実行パスを上書きすることで--ignore-scripts使用時でもコード実行が可能だった問題に対処している。
--allow-git=noneの利用が推奨されており、npm CLI v12でデフォルトになる予定。


The React Foundation: A New Home for React Hosted by the Linux Foundation – React

react.dev/blog/2026/02/24/the-react-foundation

React OpenSource community organization news

React FoundationがLinux Foundation傘下に正式に設立された。
React、React Native、JSXなどのプロジェクトがMetaからReact Foundationへ移管される。
プラチナメンバーとしてAmazon、Callstack、Expo、Huawei、Meta、Microsoft、Software Mansion、Vercelが参加。
技術的なガバナンスはFoundation本体から独立して維持され、貢献者やメンテナーが技術的な方向性を決定する。
今後数カ月でリポジトリやインフラの移管が進められる予定。


Release [email protected] · styled-components/styled-components

github.com/styled-components/styled-components/releases/tag/styled-components%406.3.7

CSS React library ReleaseNote

styled-components v6.3.7リリース。
createGlobalStyleがReact StrictModeやRSC(React Server Components)で正しく動作しない問題の修正。
package.jsonにexportsフィールドを追加しESMの対応を改善など


アーティクル


Clinejection — Compromising Cline's Production Releases just by Prompting an Issue Triager | Adnan Khan - Security Research

adnanthekhan.com/posts/clinejection/

security VSCode AI article

ClineのGitHub Actionsワークフローに対する攻撃手法についての記事。
AIを使ったIssueトリアージボットへのPrompt Injectionを起点に、GitHub Actionsのキャッシュポイズニングを組み合わせる攻撃手法について。
攻撃が成功した場合、VSCode Marketplace/OpenVSX/npmの公開用トークンを取れる問題があり、実際にCline CLIのnpmパッケージが侵害されていた。


Goodbye innerHTML, Hello setHTML: Stronger XSS Protection in Firefox 148 - Mozilla Hacks - the Web developer blog

hacks.mozilla.org/2026/02/goodbye-innerhtml-hello-sethtml-stronger-xss-protection-in-firefox-148/

Firefox XSS security DOM article

Firefox 148で実装されたSanitizer APIについて。
innerHTMLはHTMLをフィルタリングせずに挿入するが、setHTML()は自動的にサニタイズしてXSSの原因となる危険な要素や属性を除去する。
Sanitizer APIのデフォルト設定やカスタム設定、Trusted Typesとの組み合わせについて。


How we rebuilt Next.js with AI in one week

blog.cloudflare.com/vinext/

Next.js cloudflare vite article

CloudflareによるNext.js互換フレームワークvinextについて。
Next.jsのルーティング、React Server Components、Server Actionsなどの機能をViteベースで再実装している。


サイト、サービス、ドキュメント


millionco/react-doctor: Let coding agents diagnose and fix your React code

github.com/millionco/react-doctor

React Tools ESLint performance accessibility AI

Reactのコードベースを静的解析して、ヘルススコア(0〜100)を算出するツール。
60以上のルールでstate/effects、パフォーマンス、アーキテクチャ、バンドルサイズ、セキュリティ、アクセシビリティなどをチェックできる。
未使用のファイルやエクスポートの検出、Next.js/Vite/Remixなどのフレームワーク自動検出にも対応している。
CLIやGitHub Actions、Node.js APIとして利用できる。


vercel-labs/portless: Replace port numbers with stable, named .localhost URLs. For humans and agents.

github.com/vercel-labs/portless

Tools server nodejs debug

ポート番号の代わりにmyapp.localhostのような名前付き.localhost URLを使えるようにする開発用プロキシツール。
portless proxy startでデーモンを起動し、portless myapp next devのように開発サーバーを起動する。
http://myapp.localhost:1355のようなURLでアクセスできる。
HTTP/2やHTTPSの証明書の自動生成に対応し、Next.js/Express/Nuxt/Vite/Astroなどのフレームワークで利用できる。


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