JSer.info #690 - Electron 30.0.0がリリースされました。

Electron 30.0.0 | Electron

V8 12.4、Chromium 124、Node.js 20.11.1へアップデート。
File System APIをサポート、Cross Origin iframeにPermission Policyを使うように変更、WebContentsView/BaseWindowの廃止などの変更が含まれています。

Firefox 125がリリースされました。

Intl.Segmenterのサポート、Popover APIのサポート、AV1コーデックのサポート、WasmのMulti Memoryをサポートなどが追加されています。

Node.js 22がリリースされました。

Node.js — Node.js 22 is now available!

Node.js 22.x は2024-10-29にLTSとなる予定のメジャーバージョンです。

V8 12.4へアップデート、require()でのESMモジュールのロードをサポートする--experimental-require-moduleフラグの追加が含まれています。
また、npm run-scriptを実行するnode --run <script>を追加、node --watchフラグを追加、WebSocketをデフォルトで有効化、node:fsにglobの追加などが行われています。
そのほかには、StreamのHigh Water Markのデフォルト値を16KiBから64KiBへ変更なども行われています。

React 19 Betaがリリースされました。

React 19 Beta – React

Actionという概念の導入とuseActionState/useFormStatusの追加されています。
楽観的な更新を扱うuseOptimistic、Promiseをunwrapするuseの追加されています。
Server Component/Server Actionのサポート、forwardRefが不要となるように変更なども行われています。

TypeScript 5.5 Betaがリリースされました。

Announcing TypeScript 5.5 Beta - TypeScript

関数からtype predicatesを推論できるようになり、Array.prototype.filterなどでの絞り込みが簡潔に書けるようになっています。

The Making of a TypeScript Feature: Inferring Type Predicates

JSDocで@import {foo} from "foo"をサポート、正規表現の基本的な構文チェックをサポート、isolatedDeclarationsをサポートが追加されています。
また、outやtarget: ES3などの非推奨となっていたオプションが無効化され、ignoreDeprecationsオプションを指定しないと利用できなくなっています。

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ヘッドライン

Electron 30.0.0 | Electron

www.electronjs.org/blog/electron-30-0

Electron ReleaseNote

Electron 30リリース。
V8 12.4、Chromium 124、Node.js 20.11.1へアップデート。
File System APIをサポート、Cross Origin iframeにPermission Policyを使うように変更、WebContentsView/BaseWindowの廃止など

Firefox 125.0.1, See All New Features, Updates and Fixes

www.mozilla.org/en-US/firefox/125.0.1/releasenotes/

Firefox ReleaseNote

Firefox 125リリース。
Intl.Segmenterのサポート、Popover APIのサポート、AV1コーデックのサポート、WasmのMulti Memoryをサポートなど

Node.js — Node.js 22 is now available!

nodejs.org/en/blog/announcements/v22-release-announce

nodejs ReleaseNote

Node.js 22リリース。
V8 12.4へアップデート、require()でのESMモジュールのロードをサポートする--experimental-require-moduleフラグの追加。
npm run-scriptを実行するnode --run <script>を追加、node --watchフラグを追加、WebSocketをデフォルトで有効化、node:fsにglobを追加。
StreamのHigh Water Markのデフォルト値を16KiBから64KiBへ変更。

React Native 0.74 - Yoga 3.0, Bridgeless New Architecture, and more · React Native

reactnative.dev/blog/2024/04/22/release-0.74

React iOS Android ReleaseNote

React Native 0.74リリース。
レイアウトエンジンであるYoga 3.0へアップグレート、Bridgelessがデフォルトに変更、onLayoutでのStateの更新がバッチ化されるように。
Androidの最小SDKバージョンを23 (Android 6.0)に変更、PropTypesの削除など

React 19 Beta – React

react.dev/blog/2024/04/25/react-19

React ReleaseNote

React 19 Betaリリース。
Actionという概念の導入とuseActionState/useFormStatusの追加。
楽観的な更新を扱うuseOptimistic、Promiseをunwrapするuseの追加。
Server Component/Server Actionのサポート、forwardRefが不要となるように変更。
Hydrationのエラーの表示の改善、<Context>自体が<Context.Provider>としての機能を持つように変更、refのcleanup処理を定義できるように。
useDeferredValueの第二引数に初期値をサポート、<title>などのメタデータタグのサポート、<link ref=stylesheet>でのスタイルシートのサポート。
<script async={true}>のサポート、preloadなどの<link rel=preload>を扱う関数を追加。
React 18ではサードパーティによってHTMLが改変されたときはHydration時にレンダリングし直すことで消えていたが、残るように変更、Custom Elementのサポートなど。

Release Version 2.0.0 · quilljs/quill

github.com/quilljs/quill/releases/tag/v2.0.0

JavaScript library ReleaseNote

Quill 2.0リリース。
TypeScriptのビルトインサポート、registryの追加、ドキュメントモデルとの同期にInputEventを使うように変更。

Announcing Quill 2.0 - Knock Down Silos by Slab

What’s new in Apollo Client 3.10 | Apollo GraphQL Blog

www.apollographql.com/blog/whats-new-in-apollo-client-3-10

GraphQL JavaScript library ReleaseNote

Apollo Client 3.10リリース。
@apollo/client/testing/experimentalにMSWと連携してスキーマ駆動テストをするcreateTestSchemaの追加、client.watchFragmentの追加。
createQueryPreloaderをStableに変更など

Release v3.10.0 · apollographql/apollo-client

Announcing TypeScript 5.5 Beta - TypeScript

devblogs.microsoft.com/typescript/announcing-typescript-5-5-beta/

TypeScript ReleaseNote

TypeScript 5.5リリース。
関数からtype predicatesを推論できるようになり、Array.prototype.filterなどでの絞り込みが簡潔に書けるように。
JSDocで@import {foo} from "foo"をサポート、正規表現の基本的な構文チェックをサポート、isolatedDeclarationsをサポート。
設定ファイル内で${configDir}のテンプレート値をサポート。
typescriptパッケージのサイズを削減、Named Importをサポート、transpileDeclaration APIの追加。
outやtarget: ES3などの非推奨となっていたオプションが無効化され、ignoreDeprecationsオプションを指定しないと利用できなくなる変更など