JSer.info #665 - Web ComponentsライブラリであるLit 3.0がリリースされました。
Lit 3では、IE11のサポート終了、最小の実行環境をES2021をサポートしてるブラウザへ変更が行われています。
Lit 2.0で非推奨となったAPIの削除、Stage 3のDecoratorの対応なども行われています。
また、新しいLitテンプレートコンパイラーの公開、Preact Signalsを統合するパッケージも公開されています。
Chrome 118がリリースされました。
Chrome 118ではCSSの@scope
ルールのサポートされています。
また、Media QueryでJavaScriptが有効かを判定するscripting
の追加、DevToolsの"Sources"パネルの改善、zstd
のContent-Encodingをサポートなども行われています。
Write your own Zodという記事では、Zodのようなスキーマベースのバリデーターをどのように作るかを解説しています。
mini Zodと呼ぶ小さなZodのクローンをながら、スキーマオブジェクトから型をInferする方法、バリデーションの実装方法について解説しています。
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ヘッドライン
Lit Launch Day: Lit 3.0, Labs graduations, a compiler and more! – Lit
lit.dev/blog/2023-10-10-lit-3.0/
Lit 3.0リリース。
IE11のサポート終了、最小の実行環境をES2021をサポートしてるブラウザへ変更。
Lit 2.0で非推奨となったAPIの削除、Stage 3のDecoratorの対応など。
また、新しいLitテンプレートコンパイラーの公開、Preact Signalsを統合するパッケージも公開されている。
Bun v1.0.5 | Bun Blog
Bun v1.0.5リリース。
Fetchのメモリリークを修正、bun run --if-present
をサポート、package-lock.json
をbun.lockb
へ変換できるbun pm migrate
コマンドを追加。
peerDependencies
を自動でインストールするように変更など
Release v2.10.0 · parcel-bundler/parcel
github.com/parcel-bundler/parcel/releases/tag/v2.10.0
Parcel v2.10.0リリース。
遅延コンパイルする対象を指定できる--lazy [glob]
と--lazy-excludes
を追加。
Rustモジュールを一つのパッケージにマージすることで重複Cratesを削除してサイズの削減、また並列処理の効率化によるパフォーマンス改善など。
Fresh 1.5: Partials, client side navigation and more
Fresh 1.5リリース。
ページ遷移に該当領域のフラグメントだけを取得更新できる<Partial>
の追加。
現在のパスと一致する<a>
要素にdata-current
を追加、カスタムビルドターゲットを指定できるbuild.target
オプションを追加。
esbuildを使ったbundleファイルの分析をするメタファイルの生成をサポート、エラーオーバーレイのサポートなど
Bun v1.0.6 | Bun Blog
Bun v1.0.6リリース。
npmのoverrides
フィールド、yarnのresolutions
フィールドをサポート。
Electron 27.0.0 | Electron
www.electronjs.org/blog/electron-27-0
Electron 27.0.0リリース。
macOS 10.13/10.14のサポート終了、ipcRenderer.sendTo()
APIを非推奨化など
Astro 3.3: Picture component | Astro
Astro 3.3リリース。
<picture />
コンポーネントの追加、シンタックスハイライトに使うライブラリをshiki
からshikiji
に変更など
Vite (Unstable) (dev branch) | Remix
remix.run/docs/en/dev/future/vite
RemixのViteサポート。
ViteのプラグインとしてRemixが動作するようになる。
Release v4.1.0 · rollup/rollup
github.com/rollup/rollup/releases/tag/v4.1.0
Rollup v4.1.0リリース。
オブジェクトが持つオプションをビットフラグで管理しメモリ消費量を削減する改善が含まれる。
New in Chrome 118 - Chrome for Developers
developer.chrome.com/en/blog/new-in-chrome-118/
Chrome 118の変更点について。
CSSの@scope
ルールのサポート、Media QueryでJavaScriptが有効かを判定するscripting
の追加。
DevToolsの"Sources"パネルの改善、zstd
のContent-Encodingをサポートなど。
アーティクル
Limit the reach of your selectors with the CSS `@scope` at-rule - Chrome for Developers
developer.chrome.com/articles/at-scope/
CSS @scope
についての記事。
@scope
によってセレクタの範囲を制限できるようになり、スコープは特異性には影響を与えない。
また、@scope { }
とルートを指定せずに指定することscoped styleを扱うprelude-less @scope
についてなど
What's New in DevTools (Chrome 118) - Chrome for Developers
developer.chrome.com/blog/new-in-devtools-118/
Chrome 118の開発者ツールの変更点について。
local overridesの改善、コード検索の改善、Sourcesパネルの改善、Lighthouse 11へのアップデートなど
Write your own Zod
zackoverflow.dev/writing/write-your-own-zod
Zodのようなスキーマバリデーターを作る方法について。
Zodのようなスキーマオブジェクトから型をInferする方法、バリデーションの実装などについて。
Flat config rollout plans - ESLint - Pluggable JavaScript Linter
eslint.org/blog/2023/10/flat-config-rollout-plans/
ESLintのConfigファイルの今後について。
ESLintでは、ESLint 9でeslint.config.js
のFlat Configがデフォルトとなり、.eslintrc.*
の形式は非推奨となる。
.eslinrc.*
のサポートはESLint 10で削除される予定となっている。
ソフトウェア、ツール、ライブラリ関係
react-hookz/web: React hooks done right, for browser and SSR.
サーバサイドレンダリング時も動作するReact Hooksのコレクションライブラリ。
react-use
の後継的なライブラリとなることを意識して作られている
elbywan/zap: Another [insert blazing fast synonyms] JavaScript package manager
Crystal言語で書かれたnpmパッケージマネージャー。