JSer.info #527 - TypeScript 4.2 RCがリリースされています。

Announcing TypeScript 4.2 RC | TypeScript

Tuple TypesでRest Elementをサポート、Type Aliasの型追跡の仕組みを改善して表示される型が分かりやすくなるように。
また、オブジェクトではないオペランドに対してin演算子を利用した場合に、コンパイルエラーとなるように変更。
その他には、noPropertyAccessFromIndexSignatureオプションの追加、abstract newのサポート、--explainFilesフラグが追加されています。

TypeScript 4.2 Betaの時点では、Template Literal式をデフォルトでTemplate Literal Typeとして扱うように変更されていました。
しかし、この挙動は望ましくないケースもあることがわかり、revertしてデフォルトではstringとして扱うようになっています。
4.2 RCでは、Template Literal式に as const をつけた場合のみ、Template Literal Typeとして扱うようになっています。

declare const yourName: string;

// 'bar' has type '`hello ${string}`'.
const bar = `hello ${yourName}` as const;
//                              ^^^^^^^^

// 'baz' has type 'string'.
const baz = `hello ${yourName}`;

WebdriverIO v7がリリースされました。

WebdriverIO v7 Released | WebdriverIO

Node.js 10のサポート終了、TypeScriptでの書き直し、Cucumber v7へアップデート、Lightouse連携の改善が含まれています。
browser.checkPWA()の追加、@babel/registerやts-nodeがインストールされている場合に自動的にコンパイルするautoCompileOptsオプションの追加などが含まれています。

Nuxt.js 2.15.0がリリースされています。

破壊的な変更としてNode.js 10のサポート終了、@nuxt/components v2へのアップデートが含まれています。
@nuxt/components v2へのアップデートするマイグレーションガイドも公開されています。

nuxt/components: Scan and auto import components for Nuxt.js 2.13+

その他にはYarnのPlug'n'Playのサポート、PostCSS 8をopt-inでサポートしています。

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ヘッドライン

Release v4.0.0 · lerna/lerna

github.com/lerna/lerna/releases/tag/v4.0.0

JavaScript monorepo ReleaseNote

lerna 4.0.0リリース。
Node.js 10未満のサポート終了、依存のアップデートなど

Announcing TypeScript 4.2 RC | TypeScript

devblogs.microsoft.com/typescript/announcing-typescript-4-2-rc/

TypeScript ReleaseNote

TypeScript 4.2 RCリリース。
Tuple TypesでRest Elementをサポート、Type Aliasの型追跡の改善、オブジェクトではないオペランドに対するin演算子のチェックを追加。noPropertyAccessFromIndexSignatureオプションの追加、abstract newのサポート、--explainFilesフラグの追加など

Release v2.0.0 · markedjs/marked

github.com/markedjs/marked/releases/tag/v2.0.0

Markdown library ReleaseNote

marked 2.0.0リリース

eBay Launches Marko 5

tech.ebayinc.com/engineering/ebay-launches-marko-5/

JavaScript library template ReleaseNote

Marko 5リリース。
コンパイラにBabelを使うように、webpackとRollupでのbundleに対応、@marko/testing-libraryの追加、VScodeなどのエディタ拡張のサポートなど。

Upgrading to Marko 5

WebdriverIO v7 Released | WebdriverIO

webdriver.io/blog/2021/02/09/webdriverio-v7-released/

webdriver JavaScript library ReleaseNote

WebdriverIO v7リリース。
Node.js 10のサポート終了、TypeScriptでの書き直し、Cucumber v7へアップデート、Lightouse連携の改善。
browser.checkPWA()の追加、@babel/registerやts-nodeがインストールされている場合に自動的にコンパイルするautoCompileOptsの追加など