JSer.info #689 - Next.js 14.2がリリースされました。

Next.js 14.2 | Next.js

Turbopack RCをリリース、Server/Client Components間のTree Shakingの対応、CSSの読み込み順の問題の修正などが行われています。
Client側のRouter Cacheの期間を設定するstaleTimesオプションの追加なども行われています。

Vite/Rollup互換のプラグインを扱えるビルドツールであるFarm 1.0がリリースされました。

Release 🚀 Farm v1.0 is released! · farm-fe/farm

Rustで書かれていて、キャッシュを使ったIncremental Build、Lazy Compilation、モジュールをグループ化してbundleできるなどの特徴を持っています。
また、devとproductionビルドで同じ戦略を使うため、一貫性のある結果になるように設計されていています。

Biome 1.7がリリースされました。

ESLint/Prettierの設定からマイグレーションできるbiome migrate eslintとbiome migrate prettierコマンドを追加されています。
GitのStagingファイルをチェックするbiome check --stagedの追加なども行われています。

pnpm 9.0がリリースされました。

Release v9.0.0 · pnpm/pnpm

Node.js 16のサポート終了し、デフォルトの設定がいくつか変更されています。
monorepo内のバージョン指定でのlinkをするlink-workspace-packagesをfalseに変更、pre/post scriptをデフォルトで実行するように変更されています。
また、ロックファイルのバージョンをv9に変更、Gitリポジトリのサブディレクトリのみをインストールできるようになっています。

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ヘッドライン

Next.js 14.2 | Next.js

nextjs.org/blog/next-14-2

Next.js ReleaseNote

Next.js 14.2リリース。
Turbopack RCをリリース、Server/Client Components間のTree Shakingの対応、CSSの読み込み順の問題の修正。
Client側のRouter Cacheの期間を設定するstaleTimesオプションの追加など

Release 🚀 Farm v1.0 is released! · farm-fe/farm

github.com/farm-fe/farm/releases/tag/v1.0

JavaScript bundler Rust vite ReleaseNote

Vite/Rollup互換のプラグインを扱えるビルドツールであるFarm 1.0リリース。
Rustで書かれていて、キャッシュを使ったIncremental Build、Lazy Compilation、モジュールをグループ化してbundleできる。
また、devとproductionビルドで同じ戦略を使うため、一貫性の結果となるように設計されている。

Biome v1.7 | Biome

biomejs.dev/blog/biome-v1-7/

ESLint Tools ReleaseNote

Biome v1.7リリース。
ESLint/Prettierの設定からマイグレーションできるbiome migrate eslintとbiome migrate prettierコマンドを追加。
GitのStagingファイルをチェックするbiome check --stagedの追加など

Release CLI v1.7.0 · biomejs/biome

Release v9.0.0 · pnpm/pnpm

github.com/pnpm/pnpm/releases/tag/v9.0.0

pnpm ReleaseNote

pnpm v9.0.0リリース。
Node.js 16のサポート終了。
monorepo内のバージョン指定でのlinkをするlink-workspace-packagesをfalseに変更、pre/post scriptをデフォルトで実行するように変更。
ロックファイルのバージョンをv9に変更、Gitリポジトリのサブディレクトリのみをインストールできるように。

Bun v1.1.4 | Bun Blog

bun.sh/blog/bun-v1.1.4

Bun ReleaseNote

Bun v1.1.4リリース。
bun --filter='*'でコマンドを並列に実行できるように、bun installのパフォーマンスを改善、bun:sqliteがusingに対応など

Chrome 124 | Release notes | Chrome for Developers

developer.chrome.com/release-notes/124

Chrome ReleaseNote

Chrome 124リリース。
writingsuggestions属性のサポート、Sec-CH-UA-Form-Factors client hintのサポート、Document Render-Blockingのサポート。
WebSocketStream API、setHTMLUnsafeとparseHTMLUnsafeメソッドのサポート、ReadableStream APIがAsync Iterableに対応など

New in Chrome 124 | Blog | Chrome for Developers

ECMAScript proposal updates @ 2024-04 | ECMAScript Daily

ecmascript-daily.github.io/ecmascript/2024/04/17/ecmascript-proposal-update

ECMAScript proposal news

2024年4月のTC39ミーティングでのECMAScript Proposalのステータス変更のまとめ。
SignalsがStage 1に、.union()などの集合演算をするSetメソッドがStage 4に。

Release 3.37.0 - 2024.04.17 · zloirock/core-js

github.com/zloirock/core-js/releases/tag/v3.37.0

JavaScript polyfill ReleaseNote

core-js v3.37.0リリース。
Set methods ProposalをStableに追加、Math.sumPreciseのサポート、Symbol.customMatcherのサポートなど

アーティクル

How we built JSR

deno.com/blog/how-we-built-jsr

deno JavaScript npm article

JSRの技術的な作りについて。
APIサーバはRustで書かれていて、DBにはPostgresを利用している。
フロントエンドにはFreshを使ったIslandsアーキテクチャにしている。
Freshを動かすRendering Serverは各地にデプロイされるがAPI ServerはUSのみなので、Server間のやり取りでウォーターフォールが起きないようにまとめている。
また、npmの互換レイヤーであるtarballを作成するときに.tsから.d.tsを生成する処理をRustで書いている点についてなど

feat: Add fast-check based TypeScript type definition generation by marvinhagemeister · Pull Request #379 · denoland/deno_graph

Panda CSS - The Origin Story - Segun Adebayo

www.adebayosegun.com/blog/panda-css-the-origin-story

JavaScript CSS article Interview

Panda CSSがなぜ作られたのかについての話。
Chakra UIでCSSのパフォーマンスを向上する試みから、Vanilla ExtractでPoCを作成し、そこから同じ試みをしてるBox Extractorの作者と作業をマージして進めていった。
Park UIやビデオチュートリアルの作成、名前をPandaにした話などについて