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2023-12-15のJS: Safari 17.2、Deno 1.39(WebGPU)、SvelteKit 2

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JSer.info #673 - Safari 17.2がリリースされました。

さまざまな変更が含まれています。

  • HTMLでは、<detail name>のサポート、<input autocomplete="one-time-code">のサポートなど
  • CSSでは、Nestingのルール緩和、cap unit、rem()/mod()/round()の追加、mask-borderのサポート、Custom Highlight APIのサポートなど
  • JavaScriptでは、Import attributesのサポートなど

その他には、<link rel=preload>imagesizes/imagesrcset属性でのresponsive imageをサポート。
SVG画像を<image crossorigin>で読み込むときにCORSを考慮して扱えるようになり、
Fetch Priorityのサポート、HTML Formのform.reportValidity() APIをサポートなども含まれています。


Deno 1.39がリリースされました。

WebGPU APIを再導入、deno coverage --htmlでHTMLのカバレッジレポートを表示できるように、deno compileの改善が含まれています。
deno tasknode_modules/.bin/へのPATHを通すように、Object.prototype.__proto__を有効化する--unstable-unsafe-protoフラグが追加されています。
その他には、Jestのexpect互換のstd/expectを追加、コマンドライン引数のパースをするstd/cliを追加などの変更も含まれています。


SvelteKit 2がリリースされました。

load関数でのPromisesの扱いに一貫性を持たせるように、paths.relativeをデフォルトでtrueに変更、dangerZone.trackServerFetchesの削除などの変更が含まれています。

次のコマンドでマイグレーションができるようになっていて、合わせてマイグレーションガイドも公開されています。

$ npx svelte-migrate sveltekit-2

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ヘッドライン


ECMAScript proposal updates @ 2023-11 | ECMAScript Daily

ecmascript-daily.github.io/ecmascript/2023/12/10/ecmascript-proposal-update

ECMAScript proposal news

2023-11のTC39ミーティングでのECMAScript Proposalのステータス変更のまとめ。
Array GroupingとPromise.withResolversがStage 4となりES2024に含まれる。


WebKit Features in Safari 17.2 | WebKit

www.webkit.org/blog/14787/webkit-features-in-safari-17-2/

safari ReleaseNote

Safari 17.2リリース。
HTMLでは、<detail name>のサポート、<input autocomplete="one-time-code">のサポートなど。
CSSでは、Nestingのルール緩和、cap unit、rem()/mod()/round()の追加、mask-borderのサポート、Custom Highlight APIのサポートなど。
JavaScriptでは、Import attributesのサポート。
その他には、<link rel=preload>imagesizes/imagesrcset属性でのresponsive imageをサポート。
SVG画像を<image crossorigin>で読み込むときにCORSを考慮して扱えるように。
Fetch Priorityのサポート、HTML Formのform.reportValidity() APIをサポートなど


Oxlint General Availability | The JavaScript Oxidation Compiler

oxc-project.github.io/blog/2023-12-12-announcing-oxlint.html

ESLint JavaScript Rust ReleaseNote

Oxlintが公開された。
ESLintと同じようにJavaScriptやTypeScriptのLintをするツール。
パフォーマンスを目的として設計されており、色々なESLintのルールをコアに取り込んでいる。


Deno 1.39: The Return of WebGPU

deno.com/blog/v1.39

deno ReleaseNote

Deno v1.39リリース。
WebGPU APIを再導入、deno coverage --htmlでHTMLのカバレッジレポートを表示できるように、deno compileの改善。
deno tasknode_modules/.bin/へのPATHを通すように。
Object.prototype.__proto__を有効化する--unstable-unsafe-protoフラグを追加。
Jestのexpect互換のstd/expectを追加、コマンドライン引数のパースをするstd/cliを追加など


Announcing SvelteKit 2

svelte.dev/blog/sveltekit-2

Svelte ReleaseNote

SvelteKit 2リリース。
load関数でのPromisesの扱いに一貫性を持たせるように、paths.relativeをデフォルトでtrueに変更、dangerZone.trackServerFetchesを削除など


アーティクル


npm install --productionみたいなの色々ありすぎ問題

zenn.dev/zawa_kyo/articles/d671e0935ae0c0

npm article

npm install --omit=dev--production--inculdeフラグについて


Vite は使ってないけど Jest を Vitest に移行する

zenn.dev/sa2knight/articles/migrating_vitest_from_jest

JavaScript testing article

JestからVitestへの移行方法について


Baseline's evolution on MDN | MDN Blog

developer.mozilla.org/en-US/blog/baseline-evolution-on-mdn/

article browser

主要なブラウザでサポートされてるかをわかりやすく表示するBaselineについて。
MDNやcaniuseでのAPIのサポート状況の表示に利用されているBaselineの定義について


Storybook for React Server Components

storybook.js.org/blog/storybook-react-server-components/

React debug article

StorybookのReact Server Components(RSC)のサポートについて。
RSCをクライアントサイドでレンダリングして対応予定。Storybook 8のα版で利用できるようになっている。


【月間9000万PVのPR TIMES】プレスリリース掲載ページの Next.js 移行でやったこと | PR TIMES 開発者ブログ

developers.prtimes.jp/2023/12/13/replace-press-release-page-with-nextjs/

Next.js article

Next.jsのPages Routerに移行し、キャッシュの処理はCDN(Fastly)に寄せるという話。


1年かけてNext.jsのapp routerへ完全移行した話

zenn.dev/urotea/articles/3fbaa77d77b788

Next.js GraphQL article

Next.jsのPages RouterからApp Routerへの移行について。
移行の手順、App Routerへの移行後のメリットやデメリットについて。
Intercepting Routesでのダイアログ管理、layoutやエラー画面の管理、キャッシュの問題について


一休レストランで Next.js App Router から Remix に乗り換えた話 - 一休.com Developers Blog

user-first.ikyu.co.jp/entry/2023/12/15/093427

Next.js Remix article

Next.jsのApp RouterからRemix Runに移行した話。
Next.jsのApp RouterではCache-Controlが暗黙的で変更できない問題、RemixではResponseを自由に変更できるなどの違いについて。


サイト、サービス、ドキュメント


BuilderIO/hydration-overlay: Overlay for hydration errors with explicit diff between renders.

github.com/BuilderIO/hydration-overlay

React debug library

ReactのHydrationでのmismatchのエラーをDiff表示するライブラリ。
SSRとCSRでのレンダリング結果にズレがある場合にHydrationエラーのデバッグに利用できる。


ソフトウェア、ツール、ライブラリ関係


Onyx Programming Language

onyxlang.io/

WebAssembly program

WebAssemblyへとコンパイルできる言語


書籍関係


実装で学ぶフルスタックWeb開発 エンジニアの視野と知識を広げる「一気通貫」型ハンズオン | 株式会社オープントーン, 佐藤 大輔, 伊東 直喜, 上野 啓二 |本 | 通販 | Amazon

www.amazon.co.jp/dp/4798179337/

Next.js React python book

2023年12月18日発売
Next.jsとDjangoでのウェブ開発についての書籍。
サンプルアプリケーションを通してウェブシステム開発を学ぶ書籍


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