JSer.info #649 - Svelte 4がリリースされました。
Node.js 14のサポート終了、CJSの出力は廃止しESMのみをサポートするように、Custom Elementsの対応をtag
オプションからcustomElement
オプションに変更といった変更が含まれている。
また、生成するファイルサイズの削減、ウェブサイトのドキュメントを刷新なども行われています。
マイグレーションガイドとnpx svelte-migrate@latest svelte-4
というマイグレーションツールが公開されています。
Ember 5.0リリースされました。
Emberではメジャーアップデートで機能追加をせず、破壊的変更のみを行うため、機能追加はありません。
非推奨となっていたAutoLocation
の削除、@ember/error
パッケージの削除、Ember.String
の削除など行われています。
The Cost Of JavaScriptの2023年版の動画とスライドが公開されています。
JavaScriptのダウンロード、実行のコストについて話されていて、Code SplittingやDynamic Importなどの最適化について紹介されています。
また、最近発展してきたIslands ArchitectureのPartial Hydration、QwikのResumalable Hydration、ReactのSelective Hydationについても紹介されています。
過去のThe Cost Of JavaScriptについては、次のページを参照してください。
- The Cost Of JavaScript In 2018. Update: The Cost Of JavaScript In 2019… | by Addy Osmani | Medium
- The cost of JavaScript in 2019 · V8
また、実際のウェブサイトの統計的なデータに関してはWeb AlmanacのJavaScriptの章などを参照すると良いと思います。
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ヘッドライン
Announcing Svelte 4
Svelte 4リリース。
Node.js 14のサポート終了、CJSの出力は廃止しESMのみをサポートするように、Custom Elementsの対応をtag
オプションからcustomElement
オプションに変更。
生成するファイルサイズの削減、ウェブサイトのドキュメントを刷新など
Ember 5.0 Released
blog.emberjs.com/ember-5-0-released/
Ember 5.0リリース。
Emberではメジャーアップデートで機能追加をせず、破壊的変更のみを行う。
AutoLocation
の削除、@ember/error
パッケージの削除、Ember.String
の削除など
Release v6.14.0 · remix-run/react-router
github.com/remix-run/react-router/releases/tag/react-router%406.14.0
React Router 6.14.0リリース。
useSubmit
がJSONとTextをサポート。
Release v0.18.9 · evanw/esbuild
github.com/evanw/esbuild/releases/tag/v0.18.9
esbuild v0.18.9リリース。
await using
の対応漏れの修正、autoprefixer的のようにCSSのprefixを自動で追加できるようになるなど
Bun v0.6.10 | Bun Blog
Bun v0.6.10リリース。
CommonJSの互換性を改善しwebpack動作するように、require.main
のサポート、__esModule
フラグを解釈するように。
fs.watch
の実装、V8のError.captureStackTrace
の実装。
bun install
時にライフサイクルスクリプトの実行を許可するパッケージを定義するtrustedDependencies
フィールドのサポートなど
Release Notes for Safari Technology Preview 173 | WebKit
webkit.org/blog/14378/release-notes-for-safari-technology-preview-173/
Safari Technology Preview 173リリース。
Safari 17で導入予定の機能が利用できるTechnology Preview。
Web Inspectorの再設計、ウェブアプリをDockに追加、JPEG XLのサポート、HEICのサポートなど
Release v3.0.0 · cloudflare/miniflare
github.com/cloudflare/miniflare/releases/tag/v3.0.0
miniflare v3.0.0リリース。
workerdを利用するのようになった。
CLIが同梱されなくなりwrangler
を経由してCLIとして利用できる。
またいくつかのAPIが削除や変更されている。
アーティクル
Cyclic Dependency Space Toggles
CSS Variablesを使ってロジックゲートを実装する方法について。
循環参照するVariablesは無効となる仕様を利用し、Variablesにif文的な切り替えを実装する方法について。
また、なぜこのような仕様と実装になったのかについて
Next.js App Router Update | Next.js
nextjs.org/blog/june-2023-update
Next.jsの最近の取り組みについて。
App RouterのStable化、巨大なアプリケーションでのパフォーマンスの改善、ドキュメントの改善。
ReactのServer Side Componentへの対応やServer Actionsについてなど
スライド、動画関係
2023-06-24 DOMのテストがどんどん書きたくなるTesting Libraryの世界への招待 (#phpconfuk) - Google スライド
DOMのテストライブラリであるTesting Libraryの考え方について。
DOMを生成し、テスト対象をクエリで検索し、アサーションでテストする。
クエリにはWAI-ARIA Roleやラベル、Test Idなどを指定するメソッドがあるがその優先度について。
The Cost Of JavaScript - 2023 - YouTube
www.youtube.com/watch?v=ZKH3DLT4BKw
JavaScriptのコストについての動画とスライド。
JavaScriptのダウンロード、実行のコスト。
Code SplittingやDynamic Importなどの最適化。
Islands ArchitectureのPartial Hydration、QwikのResumalable Hydration、ReactのSelective Hydationについて。
サイト、サービス、ドキュメント
Module Federation: streamline your microfrontends
Microfrontendsの開発を補助するModule Federationについてのウェブサイトが公開された。
ドキュメントやユースケース、使い方やサンプルプロジェクトなどが公開されている。
ソフトウェア、ツール、ライブラリ関係
Panda CSS - Build modern websites using build time and type-safe CSS-in-JS
CSS in JSフレームワーク。
TypeScriptでType Safeにスタイルを書くことができ、ツールを通してCSSファイルとして出力することで、実行時にはJSが不要になっている。
Codux | Visual IDE for React
Reactのビジュアルエディタ。
GUIでコンポーネントを編集でき、コードも並べて編集できるエディタ。