JSer.info #382 - Dojo 2.0がリリースされました。
Dojo Toolkitを一から作り直しているバージョンで、フレームワークとしての一貫性とWeb Componentsなどとの相互運用性について考えられて作られています。
i18n、router、ReduxライクなStoreなどが公式モジュールとして用意されており、チーム開発する際に必要なものを最初から揃えておきすぐ取り組めるような形にしたいという意図があるそうです。
Dojo 2.0はTypeScriptベースで書かれていてドキュメントもTypeScriptが前提となっています。Reactなどのコンポーネントと同じように、Virtual DOMと動作を1つにまとめたWidgetsクラスベースのUIシステムをもっています。
また、@dojo/cliというEjectableなCLIをもちセットアップ、ビルド、デプロイなどを簡単に扱えるようにしています。
ロードマップについては次のページにまとめられています。
Angular 6.0.0がリリースされました。
- Version 6 of Angular Now Available – Angular Blog
- angular/CHANGELOG.md at master · angular/angular
- Release v6.0.0 - Hamilton · angular/angular-cli
6.xはAngularのLong-term support(LTS)となるバージョンで、2018年の10月からLTSとなり2019年10月までサポートされます。
CLIにng update
/ng add
コマンドの追加、Angular Elementsを使ってCustom Elementsのサポート、Treeshakable Providerのサポートなど
また、破壊的な変更としてCLI設定ファイル名がangular.json
に変更、RxJS 6へ更新などが行われています。
次の記事でも主要な変更点が紹介されています。
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ヘッドライン
Introducing Dojo 2.0! | Dojo
dojo.io/blog/2018/05/02/2018-05-02-Dojo2-0-0-release/
Dojo 2.0リリース。
TypeScriptベースとなり、Virtual DOMを実装しているWidgetsクラスベースのUIシステムをもつ。
Ejectableなdojo/cliを持ちセットアップやデプロイなどを簡単に扱えるようにしている。
parcel/changelog.md at master · parcel-bundler/parcel
github.com/parcel-bundler/parcel/blob/master/changelog.md#180---2018-05-03
Parcel 1.8.0リリース。
複数のエントリポイントのサポート、モジュールをUMDとしてexportするように、デフォルトのbrowserlistを> 0.25
に変更など
Version 6 of Angular Now Available – Angular Blog
blog.angular.io/version-6-of-angular-now-available-cc56b0efa7a4
Angular 6.0.0リリース。LTSとなるバージョン。
CLIにng update
/ng add
コマンドの追加、Angular Elements、Treeshakable Providerなど。
破壊的な変更としてCLI設定ファイル名がangular.json
に変更、RxJS 6へ更新など
- angular/CHANGELOG.md at master · angular/angular
- Releases · angular/angular-cli
- Angular - Angular versioning and releases
Release v4.8.0 · webpack/webpack
github.com/webpack/webpack/releases/tag/v4.8.0
webpack 4.8.0リリース。
WebAssemblyで可能ならinstantiateStreaming
を利用するように
phoboslab/Impact: HTML5 Game Engine
ゲームエンジンImpactjsのソースコードが公開された
アーティクル
What’s new in Microsoft Edge in the Windows 10 April 2018 Update - Microsoft Edge Dev BlogMicrosoft Edge Dev Blog
blogs.windows.com/msedgedev/2018/04/30/edgehtml-17-april-2018-update/
Windows 10 April 2018 UpdateにおけるMSEdgeの変更について。
in webpack – webpack – Medium
medium.com/webpack/link-rel-prefetch-preload-in-webpack-51a52358f84c
webpack 4.6.0でサポートされた import(/* webpackPrefetch: true */ "module")
について。
chunkとprefetch/preloadの制御を行うマジックコメント
recomposeではじめるReact Higher-order Components(HoCs) - Qiita
qiita.com/locol23/items/ad9c7553176c239f0b15
recomposeが提供するAPIについての解説。
スライド、動画関係
BlinkOn9: Lightning Talks! - Google スプレッドシート
docs.google.com/spreadsheets/d/1DovPnWWSXuG8PRyN-HT7R9gZ4PLihly5ZepqZJ3vmAc/edit#gid=0
BlinkOn9の動画やスライドまとめ
Advanced React Patterns
frontendmasters.com/courses/advanced-react-patterns/
ReactのRender Props、State管理、Provider/Combiningパターンについての動画講座
ソフトウェア、ツール、ライブラリ関係
ds300/patch-package: Fix broken node modules with no fuss 📦👌
github.com/ds300/patch-package
npmで配布されているモジュールに対してインストール時にpatchを当てるツール。
Oblosys/react-lifecycle-visualizer: Real-time visualizer for React lifecycle methods
github.com/Oblosys/react-lifecycle-visualizer
Reactのライフサイクルイベントを可視化するライブラリ。
HOCとして動作する
sindresorhus/ow: Function argument validation for humans
関数の引数をバリデーションする関数を作成するライブラリ。
エラーメッセージが英語として読めるような物が出力される
書籍関係
The Ember.js Way (Developer's Library): Brian Cardarella, Alex Navasardyan: 9780321994530: Amazon.com: Books
2019年2月26日発売
Ember.jsについての書籍
WebAssembly 開発環境構築の本 | WebAssembly 開発環境構築の本
WebAssemblyについての電子書籍。
WebAssemblyの開発環境やRust、TypeScriptとの連携方法についてなど