JSer.info #661 - Remix v2がリリースされました。
React 17のサポート終了、Node.js 14/16のサポート終了されています。
オプションやデフォルトの動作の変更が含まれますが、
V1からの移行はv2_*フラグを使うことで機能を一つずつ有効化して移行できるようになっています。
ルーティングのディレクトリ構造のデフォルトがFlat Routesに変更されています。
2.0.0ではv2_*フラグの削除、remix.config.jsの設定やコマンドの変更などが含まれています。
Safari 17.0がリリースされました。
かなり多くの変更が含まれています。
- HTMLでは、
<search>要素の対応、popover属性の対応 - CSSでは、
font-size-adjust、text-transform、@counter-style、image-set()の対応 - JavaScriptでは、Storage API、正規表現の
vフラグ(ES2024)、Stage 3のSet Operationsの対応 - 画像では、JPEG XL/HEIC/AV1コーデックのサポート
また、実験的なフラグの管理方法や開発者ツールの変更なども含まれています。
TypeScript Origins: The Documentary - YouTubeというTypeScriptという言語でもありツールがどのように作られたかドキュメンタリー動画が公開されています。
オープンソース、他のツールやライブラリとの親和性に対するアプローチなど、TypeScriptがどのように広がってきてかについて語られています。
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ヘッドライン
Bun v1.0.2 | Bun Blog
Bun v1.0.2リリース。
bunx <pkg>@latestで最新のパッケージが取得できないバグを修正、bun --watchのパフォーマンス改善。
DateのパースにV8の実装を使ように、URL.canParse/URLSearchParams.prototype.sizeの実装など。
Release v2.0.0 · remix-run/remix
github.com/remix-run/remix/releases/tag/remix%402.0.0
Remix 2.0.0リリース。
React 17のサポート終了、Node.js 14/16のサポート終了。
V1からの移行はv2_*フラグを使うことで機能を一つずつ有効化して移行できる。
2.0.0ではv2_*フラグの削除、remix.config.jsの設定やコマンドの変更などが含まれる。
Node v18.18.0 (LTS) | Node.js
nodejs.org/ja/blog/release/v18.18.0
Node.js v18.18.0リリース。
node --importフラグの追加、node:fsとnode:streamでExplicit Resource Managementのサポートなど
Node v20.7.0 (Current) | Node.js
nodejs.org/ja/blog/release/v20.7.0
Node.js v20.7.0リリース。
複数の--env-file指定をサポート、npm 10.xへのアップデート、process.sourceMapsEnabled APIの追加など
Next.js 13.5 | Next.js
Next.js 13.5リリース。
パフォーマンスの改善、re-exportsするパッケージを最適化するoptimizePackageImportsオプションの追加。
実験的な機能として、next/imageにunstable_getImgPropsを追加、next dev --experimental-httpsの追加。
また、create-next-appがBunをサポートなど
eslint-stylistic/eslint-stylistic: Monorepo for ESLint Stylistic plugins and configs
github.com/eslint-stylistic/eslint-stylistic
ESLintのスタイル関連のルールを管理するプロジェクト
Ladle v3 | Ladle
Storybookの代替ツールであるLadle v3リリース。
SWCをデフォルトのTranspilerに変更、Node.js 16のサポート終了、CSS in JSライブラリを追加の設定なしで動作するように
WebKit Features in Safari 17.0 | WebKit
webkit.org/blog/14445/webkit-features-in-safari-17-0/
Safari 17リリース。
HTMLでは、<search>要素の対応、popover属性の対応。
CSSでは、font-size-adjust、text-transform、@counter-style、image-set()の対応。
JavaScriptでは、Storage API、正規表現のvフラグ(ES2024)、Stage 3のSet Operationsの対応。
画像では、JPEG XL/HEIC/AV1コーデックのサポート。
実験的なフラグの管理方法や開発者ツールの変更なども含まれる
Deno 1.37: Modern JavaScript in Jupyter Notebooks
Deno v1.37リリース。
deno jupyter --unstableの追加、deno testに--reporter=tapレポーターを追加、Node.jsとの互換性改善。
ロックファイルの形式をversion 3にアップデート、std/urlの追加、std/ulidの追加など
アーティクル
How to Find the Exact Line of an Infinite Loop Bug in the code | by Abdu Tawfik | Medium
abduvik.medium.com/how-to-find-infinite-loops-in-javascript-using-devtools-ea5fc84aec73
Chromeで無限ループが起きてる時にパフォーマンスのプロファイルを取る方法について。
無限ループが起きるとProfile自体も完了しないため、記録を開始してタブのプロセスを強制的に停止すると取得できるという方法について。
また同期的な無限ループと非同期的な無限ループについて
From WebGL to WebGPU - Chrome for Developers
developer.chrome.com/en/blog/from-webgl-to-webgpu/
WebGLとWebGPUの違いについて
Introducing runes
Svelte 5はrunesという$state/$derived/$effectといったマクロを使いreactiveなステート管理を実現するという話。
$:のラベルでのReactiveではアプリケーションが複雑になるとどれがReactiveなのかがわからなくなる問題があったため。
スライド、動画関係
TypeScript Origins: The Documentary - YouTube
www.youtube.com/watch?v=U6s2pdxebSo
TypeScriptのドキュメンタリー動画
ソフトウェア、ツール、ライブラリ関係
nuejs/nuejs: Build user interfaces with 10x less code. Alternative to React, Vue, and Svelte
github.com/nuejs/nuejs/tree/master
少ないコード量で書けることが目的のVue/Riot的なUIフレームワーク。
