JSer.info #763 - Yarn 6のプレビュー版が公開されました。
Yarn 6はRustでの書き直しが行われ、パフォーマンスの改善が行われています。
Corepackの代わりにYarnのバージョン管理を行うyarn switchコマンドの追加、package.jsonの変更時に自動でインストールを行うLazy Installsがデフォルトで有効化されます。
移行ステップとして、JS実装のYarn 5が数ヶ月内にリリース予定で、Rust実装のYarn 6は2026年Q3以降にリリース予定となっています。
WebAssemblyの誕生から10年を振り返る記事が公開されています。
2013年のasm.jsから始まり、MozillaのLuke WagnerとGoogleのBen Titzerの協力によってWebAssemblyが誕生した経緯を紹介しています。2015年に主要ブラウザが同時に対応を発表し、2017年には全ブラウザが対応を完了しました。その後、WASIやComponent Modelの開発によりブラウザ外での利用が広がっており、WASIをPOSIXのコピーとしなかった点などについても触れられています。
State of JavaScript 2025のアンケート結果が公開されています。
JavaScriptの言語機能、フレームワーク、ライブラリ、ツール、テスト、AI活用などについてのアンケート結果がまとめられています。
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ヘッドライン
Release v8.0.0 · FullHuman/purgecss
github.com/FullHuman/purgecss/releases/tag/v8.0.0
PurgeCSS v8.0.0リリース。
PostCSSプラグインのインポート方法がdefault importに変更。
CLIに--preserve-pathsオプションの追加、CSS変数で参照されるアニメーションの保持の改善など
Bun v1.3.7 | Bun Blog
Bun v1.3.7リリース。
JSON5パーサーのBun.JSON5、JSON Linesを扱うBun.JSONL、ANSIテキストのラップを行うBun.wrapAnsi()の追加。
Markdown形式でHeapやCPUのプロファイルを出力する--heap-prof-md/--cpu-prof-mdフラグの追加。
Buffer.from(array)/async-await/array.flat()などのパフォーマンス改善、HTTP/2の互換性の修正など。
Release v4.11.7 · honojs/hono
github.com/honojs/hono/releases/tag/v4.11.7
Hono v4.11.7リリース。
次の問題のセキュリティ修正を含むリリース
- IP制限MiddlewareのIPv4アドレス検証バイパス
- Cache Middlewareでprivateやno-storeなレスポンスがキャッシュされる問題
- Serve Staticミドルウェア(Cloudflare Workers adapter)での内部アセットへのアクセス問題
- hono/jsxのErrorBoundaryでのXSS
Release v0.0.58 · microsoft/playwright-mcp
github.com/microsoft/playwright-mcp/releases/tag/v0.0.58
playwright-mcp v0.0.58リリース。
playwright-cliコマンドが追加され、コマンドでPlaywrightを操作できるように。
Node.js — Node.js 25.5.0 (Current)
nodejs.org/en/blog/release/v25.5.0
Node v25.5.0リリース。
Single Executable Applications(SEA)の作成を簡略化する--build-seaフラグの追加。
fs.watch()にignoreオプションを追加、SQLiteのdefensive modeをデフォルトで有効化。
node:testにexpectedFailureオプションの追加など
Yarn 6 Preview | Yarn
yarn6.netlify.app/blog/2026-01-28-yarn-6-preview/
Yarn 6プレビュー版の公開。
Yarn 6はRustでの書き直しで行われ、パフォーマンスの改善。
Corepackの代わりにYarnのバージョン管理をするyarn switchの追加、package.jsonの変更時に自動でインストールを行うLazy Installsがデフォルトに。
JSの実装であるYarn 5は移行ステップとして数ヶ月内にリリース予定し、Rust実装のYarn 6は2026年Q3以降の予定。
Lodash Rolls Out Major Security Overhaul | OpenJS Foundation
openjsf.org/blog/lodash-security-overhaul
Lodash 4.17.23リリース。
_.unsetと_.omit関数のPrototype Pollutionの脆弱性を修正。
プロジェクトのガバナンスとセキュリティ体制を刷新し、Technical Steering Committeeを設立。
CodeQLによる静的解析、Renovateによる依存関係の自動更新、OpenSSF Scorecardの監視を導入。
CIの再構築、Bunのサポート、Playwrightを使ったブラウザテストの再導入も行われている。
Release v1.58.0 · microsoft/playwright
github.com/microsoft/playwright/releases/tag/v1.58.0
playwright v1.58.0リリース。
_react/_vueセレクタ、:lightセレクタエンジン、devtoolsオプションの削除。
macOS 13でのWebKitサポートを終了。
HTMLレポートのSpeedboardタブにTimelineを追加、UI ModeとTrace Viewerにシステムテーマオプションを追加や検索機能の追加など
Bun v1.3.8 | Bun Blog
Bun v1.3.8リリース。
Zigで書かれた組み込みのCommonMark準拠のMarkdownパーサーBun.markdownを追加。
bun build --metafile-mdでLLMフレンドリーなモジュールグラフのメタデータを出力できるように。
Windowsでのnpm install -g bunのリグレッションを修正。
Release Version 28.0.0 · jsdom/jsdom
github.com/jsdom/jsdom/releases/tag/28.0.0
jsdom 28.0.0リリース。
リソースローディングのカスタマイズAPIを刷新、<iframe>/<frame>要素でのMIMEタイプスニッフィングのサポート。
XMLHttpRequestやWebSocketのリクエストが新しいリソースローディングのカスタマイズでインターセプト可能に。
リダイレクト時のdocument referrerの修正、XMLHttpRequestのバグ修正など
アーティクル
Bytecode Alliance — 10 Years of Wasm: A Retrospective
bytecodealliance.org/articles/ten-years-of-webassembly-a-retrospective
WebAssemblyの誕生から10年を振り返る記事。
2013年のasm.jsから始まり、MozillaのLuke WagnerとGoogleのBen Titzerの協力によってWebAssemblyが生まれた経緯を紹介している。
2015年に主要ブラウザが同時に対応を発表し、2017年には全ブラウザが対応を完了した。
その後、WASIやComponent Modelの開発によりブラウザ外での利用が広がった。
WASIをPOSIXのコピーとしなかった点についてなど
Custom DuckDB Wasm builds for Cloudflare Workers - tobilg.com
tobilg.com/posts/custom-duckdb-wasm-builds-for-cloudflare-workers/
Cloudflare Workers上でDuckDB WebAssemblyを動作させるためのカスタムビルドについて。
DuckDBの既存のWasmビルドはブラウザ向けに設計されており、Workersの非同期環境では動作しないため、EmscriptenのAsyncifyを使った解決策を紹介している。
@ducklings/workersパッケージを使うことで、Parquet/JSON/httpfs拡張機能を含むDuckDB Wasmをエッジで実行できる。
State of JavaScript 2025
State of JavaScript 2025のアンケート結果が公開された。
JavaScriptの言語機能、フレームワーク、ライブラリ、ツール、テスト、AI活用などについてのアンケート結果がまとめられている。
ソフトウェア、ツール、ライブラリ関係
LibPDF-js/core: A modern PDF library for TypeScript. Parse, modify, and generate PDFs with a clean, intuitive API.
ブラウザやNode.jsなどで動くPDFの編集、作成ライブラリ。
PDFの解析、修正、生成をサポートし、RC4/AES暗号化、デジタル署名、フォーム入力、ページのマージ/分割、テキスト抽出などに対応している。
